【大人の遠足】いすゞプラザと再びレトロ自販機ドライブ

「大人の遠足」と称して、友人たちとドライブに行ってきました。レトロ自販機(2回目)から横浜中華街まで一日中遊び倒した旅ですが、一番の目的は「いすゞプラザ」です。日本のディーゼル車の歴史を創ってきた、いすゞの底力に触れつつ、そこで出会った最新の大型トラック「ギガ」のメカニズムには、乗り物好きとして終始感動でした。写真盛りだくさんで、楽しかった一日の様子を振り返ります。
目次
1年ぶり!相模原のレトロ自販機に到着
やってきました!約1年ぶりとなる相模原のレトロ自販機。
天気もめちゃくちゃ良いです。


まずはぐるりと自販機コーナーをパトロール。さて、今回は何を食べようか、お腹のギヤを上げていきます。

最初はラーメンにします。
普通のラーメン400円。チャーシュー麺500円。

本格的な味と外でワイワイ食べる開放感がやっぱりたまりません!

友人は...
天ぷらうどん

天ぷらそば

トーストがまだ冷たかったので備え付けの電子レンジで温め直し。こういうトラブルも自販機ならではの醍醐味です。

いい感じに温まりました。コンビーフトーストの中はこんな感じ。

お次はハンバーガー。味はもう、みなさんの想像通り。この「普通さ」が最高に懐かしくて愛おしいです。

レトロ自販機を堪能し、お腹もまずまず満たされました。では、予約してあるいすゞプラザへ移動です。
いすゞプラザへ
2026年4月にいすゞの駐車場が閉鎖。そのため駅近くに車を停め、湘南台駅東口からいすゞ行きのバスで向かいます!

いすゞプラザに無事到着です!目の前に現れたスタイリッシュな外観に俄然テンションが上がってきました。

屋外に展示されていたのは大型トラックギガダンプ!お洒落なデザインに圧倒されます。

1階エントランスホール~展示エリア
館内(エントランスホール)に入ると、まずはビークロスがお出迎え。今見ても独特で個性的なデザインが目を引く一台です。

木製の荷台や運転席がレトロなウーズレーCP型。大正13年に作られた、いすゞの歴史の原点となる一台。

目の前に広がるのは巨大ジオラマ!いすゞのトラックやバスがリアルに街を走り回ります。

■SKW
ニュースなどでもお馴染みの6輪駆動の陸上自衛隊トラック。悪路をものともしない無骨な機能美に思わず見入ります。

現場で即座に修理できるよう計算された無骨な剥き出しのメカ。一般のトラックにはない「現場でのメンテナンス性」を最優先した機能美に感動。

一切の無駄や飾りを排除したダッシュボード、確実に操作できるスイッチ類など100%実用性だけで作られた一般の車とは一線を画す戦闘的な空間。

■エルガFCV
スタイリッシュな近未来型の路線バス、エルガFCV。水素で走る燃料電池車で車内も広く快適。


■エルフ
街中で一番よく見かけるお馴染みの小型トラック、エルフ。ライトのデザインが未来的でとてもシャープです。乗用車感覚で運転できそうな、すっきりとした綺麗なキャビンが印象的な展示でした。

エンジン形式その他:4JZ1-TCS 総排気量3.0L (最高出力:150PS/2800rpm)
「4JJ1」の後継として登場した、より新しい次世代の3.0Lディーゼルターボエンジンだそうです。排気量は同じ約3.0Lですが、中身が全面的に新しくなり、さらに燃費と環境性能が進化。


■フォワード
いすゞの中型トラック、フォワード。エルフに似たシャープな顔立ちです。4気筒のディーゼルターボエンジンが載っています。燃費の良さと街中から長距離までこなせるタフな定番の一台。

エンジン形式その他:4HK1-TCS 総排気量5.2L (最高出力:240PS/2400rpm)



■ギガ Gカーゴ
いすゞプラザに展示されている「ギガ Gカーゴ(型式:2WG-CYY77DU-VX-D)」は、日本の物流を支えるフラッグシップ大型トラック。最大の特長は、最新の「低床3軸(6×4)」仕様による圧倒的な積載力。心臓部には、コンパクトながらわずか1000回転クラスで巨体をグイグイ引っ張る9.8Lの「6UZ1」ディーゼルターボエンジンを搭載。
さらに、死角をカバーするミリ波レーダーなどの先進安全装備に加え、ドイツの名門ISRI製シートや4バッグエアサスを装備。かつてのイメージを覆す、ドライバーの腰に優しい快適性を備えた令和の最新鋭ウイング車です。

・エンジン型式: 6UZ1-TCS(直列6気筒ディーゼルターボ)
総排気量: 9,839 cc
最高出力: 279 kW(380 PS)/ 1,800 rpm
最大トルク: 1,814 N・m(185 kg・m)/ 1,000〜1,200 rpm
エルフ(3.0L)やフォワード(5.2L)の4気筒とは違い、こちらは大型トラックらしい直列6気筒の巨大なディーゼルターボエンジン。

・ブラインドスポットモニター(BSM)
左折時の巻き込み事故を防ぐ「ブラインドスポットモニター」のミリ波レーダーセンサー。一番の死角となる足元を常に監視し、危険な場合は警告音だけでなく自動でブレーキまで作動させる、命を守る最先端装備。

・4バッグエアサスペンション
後ろの車軸(リヤ)には、金属の板バネではなく、空気の力で衝撃を吸収する「エアサス」が4つ並んでいます。
これにより、路面からのガタガタした振動をシャットアウトし、精密機械やデリケートな荷物も傷つけずに運べる。

低床4軸車を上回る積載量と十分な荷室容積。

運転席は、視認性の高いメーターや直感的に操作できるスイッチ配置など、機能美あふれるデザインが特徴です。高機能エアサスシートも備わり、長距離ドライバーの疲労を劇的に軽減する工夫が詰まっています。かつての世代の運転席は課題もありましたが、見事に進化を遂げたようです。自分は運転したことがないのでわかりませんが...

■エルフ・ミオ(ELF mio)
本田翼さんのCMでおなじみの「エルフ・ミオ(ELF mio)」も展示されていました。
普通免許で運転できるトラックだそうで、淡いブルーのカラーも相まって、これまでのトラックよりもちょっと身近に感じられます。

2階展示エリア
1階が見終わりましたので、エスカレーターで2階へ移動です。
上っていく途中、振り返ると1階のフロアが見渡せます。大きなトラックも上から見るとまた違った迫力がありますね。

トラックが半分にカットされて展示されていました。
普段は見られない内部の構造がよく分かるようになっています。

4JJ1-TCS
2000年代中盤から長年にわたりエルフの主役として活躍してきた、いすゞの名機(3.0Lディーゼルターボ)です。信頼性が抜群で、非常に長く採用されていました。
モニターを左右に回転させると奥に置いてあるエンジンの中の構造が分かる仕組みになっています。わかりやすく感心しました。


いすゞトラックの生産工程を説明するエリアです。
乗用車を上回る大きさのものを組み立てるのですから、本当に大変なことだろうと思います。

次に、いすゞの今まで造ってきた車の展示エリアです。
■スミダM型バス(1932年)
日本で初めて作られた国産の路線バスです。なんと今でも実際に走ることができる日本最古のバスだそうです。

■TX80型トラック
続いて、今のいすゞの大型トラックの原点になったという「TX80型(1948年)」。
戦後の復興期に5トンもの荷物を運んで大活躍した、日本の長距離輸送のパイオニア的なトラックです。

■エルフTLD20型
おなじみの「エルフ」の初期モデル(1963年)です。
当時、大型車のイメージが強かったいすゞが初めて作った小型トラック。荷物がたっぷり積めるとあって、一気に大ヒットのベストセラーになったとのことです。

■ベレル
いすゞが初めてゼロから開発した乗用車「ベレル(1964年)」。
日本で初めてディーゼルエンジンを積んだ量産車だそうです。燃料代が安くて経済的なので、当時はタクシーなどの営業車として人気だったみたいですね。

■シボレーLUV
アメリカで初めて販売された「シボレーLUV(1972年)」。
当時、北米にルートがなかったいすゞがGMと組んで送り出した車です。中身は国内の「ファスター」というトラックですが、海を渡ってアメリカで大活躍したそうです。

■ジェミニ
いすゞとGM(ゼネラルモーターズ)がタッグを組んで作った「ジェミニ(1974年)」。
名前の由来はなんと「ふたご座」。両社の協力のシンボルとして名付けられたそうです。歴史を知ると、ちょっとロマンチックな名前ですよね。

その他にも、さまざまなエンジンが展示されていました。
いすゞのルーツをたどると、明治時代の「造船所」にさかのぼるそうです。船のエンジンづくりで培われた「頑丈で壊れない」という高い技術力が、そのまま今のトラックのディーゼルエンジンにも引き継がれ、脈々と生き続けているんですね。

見学はこれでおしまい!
1階エントランスホール
いすゞプラザのオリジナルグッズが売っているショップを発見。
ここでしか買えない限定品もいろいろあって、見ているだけでも楽しめます。
一緒に行った友人は、いすゞのキャップ(帽子)を購入しました。
「いすゞのキャップ」というチョイスが、車好きが集まる大人の遠足らしくて最高です!

送迎バスにて湘南台駅東口駅へ
たっぷり見学した後は、いすゞの電気バス「エルガEV」の送迎バスに乗って湘南台駅へと戻ります。
歴史から最新技術まで見応え抜群の楽しい時間でした!
さて、ここからは次のお楽しみ、横浜中華街へと移動します!

最後の締めくくりは横浜中華街!
来ましたよ、横浜中華街!
まずは中華街パーキングに車を駐車します。駐車場まで中華街らしいお馴染みの門構えになっていて、一気にテンポが上がります。

中華街に来てからあれこれお店を悩むのが嫌だったので、今回は「香港大飯店」をネットで事前予約しておきました。
それにしても、流石は中華街。平日だというのに、ものすごい人で賑わっています。

料理は、メニューから選んで注文する「食べ放題(3,980円)」のコースをいただきました。
テーブルに料理が並ぶと、どれから箸をつけるか迷ってしまいますね。


2時間たっぷり食事を楽しんだところで、夜の中華街にお別れです。
昭和のレトロ自販機から始まり、いすゞプラザでの大人の社会科見学、そして締めくくりの中華街までとても充実した楽しい一日になりました。

【まとめ】大人の遠足を終えて
あらためて、日本の物流を支え続けるいすゞ自動車の役割の大きさを実感しました。
これだけの施設を社会貢献の一環として「無料」で公開しているのは、本当にありがたいことですね。車好きの大人から、働く車が好きな子どもたちまで、誰もが気軽に学べる素晴らしい場所だと思います。
大人の充実した遠足はこれにて終了。良いリフレッシュになりました。
たかくら24でした。

