人工木材を使ったフェンス造り!我が家に合ったフェンスを自ら造って自分の生活をより良いものに!
人工木材で
フェンスを造れ!
庭の垣根を全て伐採してフェンスを造ることにしました。フェンスを造る前提条件はメンテナンス性を考慮し、自然木でなく人工木材にしました。作業及びレビューを記載しましたのでご覧ください。
作業(単管パイプカット~脱脂洗浄)
1)準備した部材等
2)作業内容
・単管パイプを設計に基づきカット
・単管パイプの上端に接着剤で単管キャップを取り付け
後日、単管キャップは樹脂製からステンレス製に交換しました。詳細は後述します。
・角スタッドを設計に基づきカット
・角スタッド両端に人工木材の端材を加工取付けし接着剤で取り付け
末端部材として適当なものが身の回りに無かったので思いつきです。
・単管パイプ及びサドル、並びに角スタッドをやすりがけ
・やすりがけした表面を脱脂洗浄
作業(プライマー塗装~黒色塗装)
1)準備した部材
2)作業内容
・単管パイプ、サドル、角スタッドにミッチャクロンを塗装し乾燥後に黒色塗装
作業(支柱立て)
1)準備した部材
2)作業内容
・単管パイプの高さを均一にするためにブロックの中に砕石を入れ高さ調整
・モルタルをブロックの中に流し込み、針金を通した単管パイプを挿入、パイプ固定用のくさびを挿入
今回の単管パイプの支柱ピッチは約1mピッチです。
・水準器で垂直調整
丸形状パイプの垂直出しにこの水準器はGOODです。
・水糸を使って、支柱のライン確認
■単管キャップの交換について
今回、単管パイプの上端に非常に安価な単管キャップ(38円)を取付けましたが、経年劣化でクラックが入りここから雨水が浸入するのが、ちょっとやだなーということで、ネットでステンレス製の単管キャップ(143円)を購入しすべて交換しました。(^_^;)
作業(フェンス材取付)
1)準備した部材
サイズ:98×11×2,000
サイズ:89×39×2,000
2)作業内容
・フェンス材Aに取付穴をあけ及びサラ穴加工
穴あけ作業の時間短縮のため、穴加工用治具を今回事前に準備しました。
フェンス材A 価格 : 2,535円/2m ※ネット価格
・フェンス材Bを設計に基づきカット
フェンス材B 価格 : 5,950円/2m ※ネット価格
・フェンス材Bにサドル取付用の下穴加工
・単管パイプにフェンス材Bを約2mピッチでサドルとタッピングネジ(なべ)で固定
人工木材の場合はタッピングネジでの固定となります。
・フェンス材BにフェンスA材をタッピングネジ(サラ)で固定
間隔治具を用意した方が作業が効率的になります。
・フェンス材Aの2mの中間点(1mの位置)の支柱にはフェンス材Bの代用として角スタットを使用
人工木材の価格が若干高価なため、価格約400円(1.5m)の角スタッドを代用してみました。元々は家屋の内部に使用するものなので何年持つかわかりません。劣化が早い場合には交換することを前提に使用してみました。
・シンワッシャーで固定
シンワッシャーは事前に茶色に塗装しました。
・補強設置
数か所に単管パイプを用い補強工事をしました。地中はモルタルを流し込み、単管パイプを固定してあります。
完成
とりあえず完成しました。
まとめ < Review >
■フェンス板の取付間隔について
そもそも、フェンス施工の課題は、
①外部からの目隠しの役割を果たしプライバシーを適度に守りたい
②通風性をある程度確保したい
この2つの両立は、なかなか難しい課題ですので妻と相談しながら事を進めました。最初はフェンス板の取付間隔を30mmにするつもりでしたが、板を仮止めした状態で妻に確認してもらい50mmでも良い(気にしない)ということなので50mmにしました。これによって、通風性も上がり、フェンスの使用数も控えることができました。
50mm間隔を気にするかどうかは個人の感じ方によりますね。我が家は田舎であり人通りも少ないということでこの間隔で決定です。
フェンスの高さは高く、板取り付け間隔はなるべく狭くし、プライバシーを確保したいものですが、費用や通風性の考慮もしなくてはならず、すぐに決められませんね。今後フェンスを考えている方がいれば、じっくりこの点吟味してください。
以上 人工木材を使用したフェンス造りのレビューでした。
大切なことを忘れていました。フェンスの色は個人の好みがありますが外に面していることもあり、ご自宅やお庭の雰囲気と合うかどうかも気になるところですね。掲載した写真でも分かる通り、自分はブラウン色を選びました。色選びに悩む時間も楽しみの一つです。サンプルを取り寄せていろいろ検討してみてください。
我が家に合ったフェンスを自ら造って、自分の生活をより良いものにしてください。
以上 たかくら24でした。