壁紙張り替え数年で茶色く変色!?でも漂白剤できれいになった話

数年で茶色く変色した壁紙が、漂白剤で拭き取って白さを取り戻したビフォーアフター写真。中央に『壁紙汚れ!漂白剤できれいに!』の文字入り。

壁紙を貼ってからまだ数年しか経っていないのに、気がつくとうっすら茶色い汚れが...「こんなに早く変色するもの?」と不思議に思ったのですが、よく見ると壁紙の隅に多く出ています。素人目線では、施工時の糊が少し残っていて、それが時間とともに変色したのかな…なんて思いました。このまま放置するのも良くない気がして、思い切って漂白剤で汚れを落としてみることにしました。その様子をお伝えします。

壁紙の茶色い汚れ

洗面台と洗濯機のある水回りの小さな部屋です。壁紙を貼ってまだ数年しか経っていないのに、茶色い汚れが見られます。

ポイント A

ポイント B

ポイント C

ポイント D

汚れの原因は何でしょうか?

中性洗剤などで試してみて逆に汚れが落ちづらくなったら困るなと思い、結局そのまま放置していました。壁紙の接着剤にもいろいろあるそうですが、素人の自分には詳しいことはよくわかりません。ただ、四隅に汚れが多いことから推測すると、施工時に糊が少し残っていて、それが時間の経過とともに茶色く変色したのかな…と素人なりに想像しました。

テスト 汚れを落としてみる!

準備品

台所収納に漂白剤のキッチンブリーチがありましたので、これを使って汚れが落ちるかをテストしてみることにしました。

変色した部分がでんぷん系の糊かは確かではありませんが、一般的な壁紙糊はでんぷん系が多いそうなので、塩素系漂白剤で色が抜けるか試してみることにしました。

用意したもの
 ・塩素系漂白剤(商品名:キッチン ブリーチ) ※台所にあったもの
 ・水
 ・ビニール手袋
 ・刷毛 ※今回は倉庫に有った1回使用したものを使用
 ・メッシュボディタオル
 ・防護メガネ
 ・タオル
 

壁紙の種類

写真ではわかりづらいと思いますが、壁紙の表面はつるッとしたビニール系の壁紙です。

テスト

手順1.水500mlに対しブリーチ10mlを加え50倍程度に薄めた液を準備

手順2.液に筆に浸し壁紙の汚れた部分に塗る

手順3.メッシュボディタオルで軽く拭く

手順4.タオルで水分を拭き取る

テスト前
汚れがあります。きれいになることを願って!

 

テスト後
きれいになりました!テストは成功です!

汚れ取り実施

テストの結果を踏まえて、汚れた箇所すべてにこの作業を行いました。

結果は...

ポイント A

ポイント B

ポイント C

ポイント D

汚れた部分はきれいになり大変満足!

作業終了後

テストの手順で作業を進め、最後にもう一度壁全体を薄めたブリーチ液で拭きました。洗面器の中は壁の汚れが混ざっていて思った以上に濁っていました。これは今回の茶色い変色とは別に壁に付着していた日常的な汚れですね。

まとめ

■漂白剤で落とせる汚れ・落とせない汚れ
今回のケースでは、塩素系漂白剤が有効でした。ただし、油汚れや手垢、皮脂、血液などの汚れには、今回の方法とは異なるアプローチが必要なようです。汚れを落とす際は、汚れの種類に応じて洗剤や方法を適切に選んでください。

■壁紙の種類とテストの重要性
実施した壁紙は白色・ビニール系です。色柄付きやビニール系以外の壁紙は、必ず目立たない場所でテストすることをおすすめします。

■漂白剤使用時の注意
誰もが知っていることかもしれませんが、塩素系漂白剤は非常に刺激が強いため、目や肌に触れないよう十分に注意して作業してください。

たかくら24でした。