黒部ダム&室堂(立山黒部アルペンルート)を訪ねるドライブ旅行~交通アクセス(扇沢駅発)と滞在時間紹介~5泊6日で楽しむ中部地方の旅 2024秋 パート②

中部地方の秋の風景や観光名所を楽しむため、10月21日から26日まで夫婦で5泊6日の車旅を楽しんできました。このパート2では、ホテルでの朝食から始まり、黒部ダム&室堂(立山黒部アルペンルート)の魅力を堪能した後、飛騨高山のホテルに宿泊した様子をお伝えします。よろしかったらご覧ください。

ホテルルートイン信濃大町駅前 

ドライブ旅行二日目の朝です。天気に恵まれた朝を迎えることができました。

朝食をしっかりいただきます。

黒部アルペンルート

扇沢駅 標高1433m

■関東トンネル電気バス

ホテルを出発して約30分でこの扇沢第1駐車場に約AM7:50に到着です。

平日で朝がちょっと早かったせいかもしれませんが道は混んでおりませんでした。

観光客用の駐車場もまだまばら

駐車場から駅へ上がっていくと駅があります。続々と大型バスが到着です。

事前に立山黒部アルペンルートのWEB切符サイトでWEB切符を購入していたのでこの発券機で早速発券の手続きです。

我々が事前に予約した時間はAM8:30

予約はパソコンで1か月前にしました。希望の時間があるならばこの方法が良いと思います。電気バスの運行間隔は30分が目安です。4つの交通機関を乗り換えて室堂まで向かいますが、予約する時間はこの扇沢駅を出発する電気バスだけです。その他は希望する発車時間にあわせて改札口に並んで乗車するかたちです。

発券機から切符(乗車券)が出てきました。

室堂までの往復運賃は大人1人12,300円

※往路:①関東トンネル電気バス→②黒部ケーブルカー→③立山ロープウェイ→④立山トンネルトロリーバス 復路はこの逆です

AM8:00ですが改札口に他の乗車客が並び始めましたので、この列に並びます。

乗車時の車内の様子です。所要時間は約16分。

黒部ダム 標高1470m

黒部ダムに到着しました。

黒部ダムの風物詩の観光放水が終わっていたと思っていましたがこの日は放水していました。

※普通は観光放水期間:6月26日〜10月15日

景色最高です。観光客の皆さんがそれぞれにカメラに景色やポーズを収ています。

「黒部の物語」という展示室があり、そこには黒部ダム建設に関する資料や、映画「黒部の太陽」の当時の映像や写真などが展示されていました。

このような資料を見ると、トンネル工事がいかに大変であったかを知ることができ、先人たちの努力に敬意を表さざるをえません。

■黒部ケーブルカー

この黒部ダムでは約40分の観光を楽しみましたので、室堂に向けて出発です。

ケーブルカー乗り場(黒部湖駅)の看板がありました。

改札を通過してケーブルカーに乗車です。所要時間は約5分。

黒部平 標高1828m

先を急いだため、黒部平では立ち寄らずにすぐにロープウェイに乗り継ぎました。

■立山ロープウェイ

改札を通過してロープウェイに乗車です。所要時間は約7分。

標高差が約488mで距離が1.7km、支柱が一本も無くてちょっと怖かったです。

大観峰 標高2316m

大観峰に着きました。

後立山連峰と黒部湖の景色が心を癒してくれます。とても感動する眺望です。

■立山トンネルトロリーバス 距離:3.7km 所要時間:10分

このバスに3.7km乗って室堂まで行きます。日本で唯一のトロリーバスですが、11月30日をもって引退となります。最後に乗ることができて嬉しかったです。

室堂 標高2450m

最終目的地である室堂に到着しました。扇沢をAM8:30に出発して、黒部ダムや大観峰に立ち寄りましたが、約AM10:25につきました。※ここまでの所要時間:約2時間

室堂のシンボル みくりが池

室堂駅の構内にあるそばコーナー「立山そば」をいただきました。価格は、きつねそば:1,000円、山菜そば:1,100円です。普通の味わいですが美味しかったです。

室堂に約1時間30分滞在した後、扇沢駅に向かって復路につき、立山トンネルトロリーバス、立山ロープウェイ、黒部ケーブルカー、関東トンネル電気バスを乗り継いで、PM1:30に扇沢駅に戻ってきました。※乗車待ちの時間はほとんど無し

滞在時間 約5時間 ※平日 

ここの滞在時間は6時間を予定していましたが、実際には約5時間の観光となりました。黒部平でゆっくり過ごさなかったこと、ミクリガ池を一周しなかったこと、そして帰りの交通機関の乗り継ぎがスムーズだったことが、この時間になったものと思います。

飛騨花里の湯 高山桜庵へ向かって

道の駅 風穴の里

扇沢駅を車で出発し約120km先の岐阜県飛騨高山のホテルに向かって移動。中間地点の道の駅 風穴の里で小休憩。

ここでは、サクサクのわさびコロッケをいただきました。

ホテル到着

宿泊先の飛騨花里の湯高山桜庵に到着です。

建物の前には門屋があって趣があります。

車はホテル右側の細長い白いタワーパーキングに駐車ですが、車高が高いので平地の駐車場に駐車です。

訪日客の割合は7〜8割で、ホテルの中にいるとまるで外国にいるような錯覚を覚えました。

宿泊部屋

ツインルームです。

ベッドが低くて落ち着いたいい部屋です。

夕食

夕食は予約しておりませんでしたのでホテル近くの魚民でいただきました。

就寝

まとめ

黒部ダムでは壮大な景色に感動し、室堂においても晴れた空の下で山々の美しい景色を眺めながら散策できて、とても良い1日を過ごすことができました。

■扇沢駅発の交通アクセスと滞在時間について

平日ではありますが、立山黒部アルペンルート扇沢駅発の交通アクセスと我々が過ごした滞在時間についてまとめてみました。

・決まった時間に出発したければWEB切符
我々は黒部ダム観光の後に当日飛騨高山に移動する必要があったので事前に立山黒部アルペンルートのWEB切符サイトでWEB切符を購入しました。とても人気の観光場所でもあります。決まった時間に出発したい場合はWEB切符を推奨します。4つの交通機関を乗り継いで室堂まで向かいますが、予約する時間はこの扇沢駅を出発する電気バスだけです。その他は希望する発車時間にあわせて改札口に並んで乗車するかたちです。

・我々の場所時間について
前述していますが、計画当初の滞在時間は交通機関の乗車時間を含め6時間としていましたが、実際は約5時間となりました。これは黒部平でゆっくり過ごさなかったこと、ミクリガ池を一周しなかったこと、そして帰りの交通機関の乗り継ぎがスムーズだったことが、この時間になったものと考えています。
扇沢駅発AM8:30→黒部ダム観光約40分→室堂到着約AM10:25・室堂滞在時間約1時間30分(散策+昼食+お土産購入)・室堂トロリーバス発約AM11:50→扇沢駅着PM1:30

■その他
・黒部ダムの観光放水期間
今年のダム観光放水期間は6月26日〜10月15日でしたが、当日は運よく何かの理由で放水があり、見ることができてラッキーでした。見たい方は事前に時期や時間帯を調べて出向いたほうが良いかと思います。

・立山トンネルトロリーバスが引退
トロリーバスが2024年11月30日をもって引退。1996年の運行開始から29年、利用者は累計で1992万人だそうです。電気バスになるそうなのでバスが好きな方はの新しい車両に期待してください。2025年度の営業は4月15日から11月30日までを予定だそうです。

機会があったら次回は黒部宇奈月キャニオンルートでトロッコ電車の旅を満喫したいと思っています。

以上 黒部ダム&室堂(立山黒部アルペンルート)を訪ねるドライブ旅行の紹介でした。

たかくら24でした。