股関節とハムストリングをちょっとだけ柔らかくしたいので下半身のストレッチマシン作ってみた!
妻が足を骨折しトイレの座り立ちが困難になったため、トイレ用の特製手すりを製作し以前のブログに紹介しました。この製作から1.5か月が経過し、特製手すりも役目を終え片付けることになりました。ちょうどその頃、自分は股関節まわりの硬さを感じており、手すりの材料を利用して下半身用のストレッチマシンを作ることに思い至りました。この製作過程と使い方を簡単に紹介したいと思います。興味のある方はかなり少ないと思いますが、よろしかったらご覧ください。
役目が終わったトイレ用特製手すりの紹介
木材ベースで作っております。
トイレ据え置き前の様子
トイレに据え置いた後の様子です。
特製手すりの記事をご覧になりたい方は以下の部分をクリック(タップ)してご覧ください。
※関連記事▶▶▶ 「足骨折(第五中足骨)生活改善Part②!トイレ特製手すり製作でちょっとだけ楽な生活へ!」
主な材料
構想をポンチ絵に書いて材料を用意です。
今回購入した材料は ホワイトウッド(1×4)とスライドレールです。
その他に蝶番やスノコなどを使用していますが、家にあった手持ちのものを使っています。
・ホワイトウッド(1×4)
・スライドレール HILOGIK ベアリングタイプ(37ミリ幅) 引き出し奥行き 450mm 2本入
スライド部をどうするか悩みましたが、手頃な値段でしたので最終的にこれにしました。
製作
製作開始
昔購入した懸垂機があり、このベンチ部分を使っていなかったのでこれを椅子として使用することにしました。
・懸垂機のベンチを使用
これがあると背もたれの角度調整が楽にできるのでグッドです。ちょっと製作の近道をしてしまいました。
後ろの台を作って
特製手すりから便座の位置にあった側面部分を切断しこれをベースとし、必要な板をどんどん切断していきます。
製作途中の写真を撮るのを忘れており、だいぶ工程が進んでしまいました。
どうもすいません。
スライドレール部は角度調整を可能としたいので蝶番を取付けます。
スライドレール部を押さえる板(角度調整プレート)を固定するために鬼目ナットを取付けます。
屋外での組み立ては完了しましたので、屋内に据え置きます。
スライドレールの伸びを確認し取り付ける位置を決めます。
次は移動テーブルの準備です。スノコの端材があったのでこれを使っちゃいます。
こんな感じにしました。
作ったテーブルの下にスライドレールを取付けます。
テーブルを取付けます。
テーブルの部分は足を載せるので痛くならないようにクッション(ジョイントマット)をミニビスで止めます。
完成
完成しました。
◆テーブル前進端
◆テーブル後退端
1⃣スライド部がフラットな状態
2⃣スライド部が傾斜している状態
使用例
今後こんな感じで使ってみます。
1⃣スライド部がフラットな状態で軽いストレッチ
座った後、背中を背もたれにちゃんと当てて骨盤が後ろに倒れないようにして脚で軽くテーブルを押します。
ゆっくり押していきながら脚を捻り伸ばします。
脚を引いてテーブルを戻します。
テーブルは重たくありませんので脚を引けば難なく返ってきます。
脚の付け根(股関節)がいい感じで動いているようです。
スライド部をフラットな状態から傾斜の状態にするために切替を行います。
①スライド部を椅子側に倒します。
②スライド部を受け止める角度調整プレートを蝶ボルトで固定します。
③スライドベースを引き寄せ、角度調整プレートの上に置いたら完了です。
2⃣スライド部が傾斜している状態で軽いストレッチ
傾斜がついているのでスライドプレートは自然に落ちてきます。
踵を中心にゆっくり押していきながら脚を捻っていくとハムストリングの付け根に程よい緊張感が発生します。
無理すると良くないので、ゆっくりゆっくり...
両足もできます。
まとめ
妻の怪我から生まれた特製手すりがその役目を終え、私自身の健康へと繋がるストレッチマシンに生まれ変わりました。ハムストリングが硬くなると猫背姿勢や腰痛の原因になると聞いていますので、これからはこのマシンを使って無理をせず体の柔軟性をちょっとだけ向上したいと思います。
たかくら24でした。