人工芝を敷いて手入れいらずの庭づくり!30年経った天然芝を人工芝に変えて芝刈りや雑草との格闘とおさらばしました！

我が家に天然芝を敷いて約30年が経過しました。芝刈りや除草の管理を極力なくしたいので、人工芝にすることにしました。この記事では芝剥がしから人工芝を敷いた庭造りまでを紹介したいと思います。人工芝にして手入れいらずの庭を考えている方の参考になれば幸いです。

芝剥がし

若い頃はグリーンがある暮らしに憧れて家を新築した時に天然芝を植えました。嫌になるほど面倒でなかった芝刈りですが、歳を取ると手間がかかる作業がちょっと苦になってきました。

お世話になった芝生に感謝をして作業にかかります。

我が家の芝面積は約60㎡(奥行き6m×横10m)です。

スコップを使って芝をある程度(約30cm角)の大きさに切り込み、そして剥がしていきます。この作業を効率的に行いたいので芝ジョレンを倉庫に有る材料で自作してみました。

芝ジョレン大活躍です。

芝の根に土が沢山ついているのでブロックに当てて土を落とします。

この作業は結構な作業量でした。

整地

我が家では約30年の経過で土地の勾配が少し気になっていたのでレーザーを使って整地をしました。

※昨年、別件で購入したレーザーライン(コメリで購入したもの)

杭にレーザーを当てて目印を書き、そこを基準に整地高さを決定します。

木製レーキ(自作)と芝ジョレンで整地を行いました。

整地作業風景

均一にならしたら、ブロック等を使用して土を固めます。

◆土の運搬

我が子が幼少期に使用したプラスチック製のスノースレー(雪そり)が土の運搬で大活躍しました。

防草シートを敷く

整地が終わったら防草シートを敷きます。防草シートはいろいろありましたが、耐用年数10～12年のものを購入しました。

・超高密度防草シート　耐用年数10～12年　1ｍ×50ｍ　価格:15,800円　購入先:カインズ

人工芝と砕石の間にはレンガ(ようかん)を置くようにしました。

・レンガ(ようかん)　価格:118円/個

｢シート押えフラットピン｣を使って防草シートの固定です。

・シート押えフラットピン　110本入り　価格:3,780円　購入先:カインズ

プラスチックハンマーで叩いて挿入。 挿入の間隔は約1m。

※挿入時にピンの先端が開いているとシートがクシャクシャになるので、説明書通りに2本のピンを平行にして挿入です。

防草シートのつなぎ目は約10cm重ね、専用テープ｢強粘着テープ　防草シート用｣で塞ぎます。

・強粘着テープ　防草シート用　幅80ｍｍ×長さ20m　　価格:2,180円　購入先:カインズ

テープで塞いだ除草シートです。

人工芝を敷く

カインズでは人工芝は20mmと35mmの2品種がありましたが、落ち葉などのゴミ系が発生した場合の掃除のことを考えて、短い方の20mmを選定することとしました。

ご近所さんから飛んできたものの例として...

店先に並んだリアル人工芝

・芝丈　20mm　幅1ｍ×長さ10ｍ　価格:19,800円　購入先:カインズ

人工芝を固定する｢Ｕ字ピン｣です。

・リアル人工芝用　Ｕ字ピン　40本入り　価格:1,780円　購入先:カインズ

Ｕ字ピンは50cm間隔(外側)で挿入していきました。※ロールつなぎ目は30cm間隔です。

根元をしっかりこじ開けてピンを挿入します。

挿入後、芝を引っ張ると見えにくくなりました。

砕石敷き

人工芝が敷き終わったら、人工芝以外の部分はリーズナブルな砕石(5号)を敷き、歩く場所は平板を置くようにしました。

・砕石5号　20kg　価格:298円　購入先:カインズ

砕石敷きの作業風景です。

平板を購入、そして置いて...

・平板　価格:258円　購入先:カインズ

施工完了

できました！

まとめ

■感想

天然芝から人工芝へのお庭改造。内心どうなるか心配していましたが何とかできました。

感激です。芝刈り作業さようなら！除草作業さようなら！

素人の一発勝負のDIYなので良いアドバイスはできませんが、実際にやってみた留意点をお伝えしたいと思います。

■留意点

①天然芝を剥がす作業ではその作業面積に応じて芝ジョレンがあった方が効率的

小さな面積での芝剥がしではスコップ程度で問題ないと思われますが、広い面積でのこの作業(剥がし～土落とし)は体に堪えます。広い面積を作業する場合は用意しておいた方が良いかと思います。

②整地作業ではその作業面積に応じて木製レーキがあった方が効率的

凸凹になった広い面積の整地作業で自作の木製レーキが大活躍してくれました。小さな面積では必要が無いかもしれませんが広い面積を作業する場合は用意しておいた方が良いかと思います。

③人工芝選びは慎重に

カインズの人工芝(リアル人工芝)を使うことは以前から決めていましたので他社との比較については説明ができませんが、施工してみて気が付いたことがあります。

・芝丈の決定は慎重に

他社の人工芝はいろいろな芝丈があるようですが、カインズのリアル人工芝は芝丈20mmと35mmの2品種となっており、我が家では落ち葉などのゴミ系が発生した場合の掃除のことを考慮して、短い方の20mmを選定しました。しかしながら、20mmはロールマットの継ぎ目を隠すための調整がかなり大変でした。芝丈が短い(20mm)より長い方(35mm)がつなぎ目を隠す上で当然ですが有利になります。よく製品を吟味して決めてください。

※今回購入した人工芝のロールマットは端まで人工芝は無く若干耳が付いていました。カッターやハサミを使って耳を切除して調整しました。

以上が天然芝剥がしから人工芝を敷いた庭造りの紹介でした。

今回我が家では天然芝の管理を無くしたいために人工芝へ変更しましたが、小さいお子さんやワンちゃんが人工芝の庭で遊ぶことも含めいろいろ悩んでいる方もおられるでしょうね。各ご家庭に合った人工芝を敷いて心地よい快適な環境をつくってください。

たかくら24でした。