取付け簡単!枯葉防止ネットで雨樋の詰まり防止!試行はネトロン枯葉防止雨樋用・試行後採用したものはK+ブランドの「枯葉防止ネット雨樋用」取付け簡単!枯葉防止ネットで雨樋の詰まり防止!
雨樋の詰まり防止!
近隣に木があるため落ち葉の季節になると我が家の雨樋が落ち葉でいっぱいになります。酷くなると雨水が集水器に流れなくなり雨樋から溢れ出してしまいます。今回、雨樋に落ち葉が溜まらぬように枯葉防止ネットを取付けました。この記事では、枯葉防止ネットの準備から取付けまでを画像付きで紹介します。落ち葉で悩んでいる方の何かの参考になれば幸いです。
はじめに
冒頭でも説明しましたように落ち葉の季節になると雨樋に沢山の落ち葉が溜まります。酷くなると雨水が集水器に流れなくなり雨樋から溢れ出してしまいます。落ち葉の季節は厄介な飛来物を除去しなければならず憂鬱でした。
過去何回か集水器の配管部分に落ち葉が沢山詰まったので、集水器の部分には金網を接着剤で取付けて詰まり防止をしています。
落ち葉の季節には「雨樋の落ち葉掃除をしなければならない!」と諦めておりましたが、ホームセンターを散策中に枯葉防止ネットを発見しました。
樹脂でできていることから加工も簡単そうなので、早速この製品を使って落ち葉から防護をしてみようという気持ちになりました。
主な準備品
・枯葉防止用ネット
①試行時に使用したもの
品名:「ネトロン枯葉防止雨樋用」 購入場所:カインズ 価格:1,380円(税込み)/180cm 1本
②試行後採用したもの
品名:K+ブランド「枯葉防止ネット雨樋用」 購入場所:コメリ 価格:980円(税込み)/180cm 6本
※「K+」シリーズは、コメリオリジナルブランド
最初の試行ではカインズで見つけた枯葉防止用ネットを使用しましたが、その後コメリで同様の枯葉防止用ネットを見つけましたのでこちらで6本購入しました。
目の粗さは殆ど同じ
材質も同じポリエチレン
サイズ(直径8cm×長さ180cm)も同じ
網目の太さは両者ともに寸法のバラツキが大きく記載しにくいですが、無作為に5か所を測って平均を出した結果は「ネトロン枯葉防止雨樋用」平均1.7mm、K+ブランド「枯葉防止ネット雨樋用」は平均1.3mmでした。
画像を見れば、若干「ネトロン枯葉防止雨樋用」の方が太く見えると思います。
強度などを気にしているわけではないので、試行後は安価なK+ブランド「枯葉防止ネット雨樋用」を採用しました。
K+ブランド「枯葉防止ネット雨樋用」のラベルには、松などの針葉樹の落ち葉には不向きの記載があります。
どちらも網目の幅は約6mmありますので、小さかったり、細かったりする飛来物は中に入り込んでしまいます。落ち葉の種類を把握した上で使用することが肝要です。
・ポリエチレンロープ
枯葉防止ネットを固定するものは細い針金でも、結束バンドでも良いと思われます。
我が家では杉も飛来してくるので、「ネットの取り外し」が前提となります。倉庫にあったポリエチレンロープ(太さ約3mm)で固定しました。
・ハサミ
普通のニッパーでも良いと思いますが、今回の作業では「KUROCKER’S 金切はさみ」 が楽なのでこれを使用しました。
・脚立
梯子では屋根の軒先に掛けたら雨樋を壊してしまう可能性があるので、脚立(梯子兼用)を使用しました。
・マスキングテープ
枯葉防止用ネットを真っすぐ切るための目印としてマスキングテープを使用してみました。
作業内容
枯葉防止ネットのカット
我が家の雨樋は「角樋」。吊り金具等が雨樋についているので、枯葉防止用ネットを入れるにはカット加工が必要です。
枯葉防止ネットの直径は8cmです。半分に切ってしまった方が収まり易いので半分に切ることにしました。
枯葉防止ネットを複数本効率的にきれいに切るための工夫
①枯葉防止ネットの片側だけにマスキングテープを真っすぐに貼ります。
②枯葉防止ネットの円周に合わせ紙の筒を作り、半周の部分に目印を付けます。
③片側にマスキングテープを貼った枯葉防止ネットに紙筒を挿入し、目印とマスキングテープを合わせます。
④その状態で枯葉防止ネットを反転させ、目印の部分にちょっと切ったマスキングテープを貼り付けます。もう一方も同じ方法で貼り、最後に目印に合わせマスキングテープを端から端までまっすぐに貼り付け、これでテープ貼り付け完了です。
⑤マスキングテープに沿って、ハサミでカットします。
用途が違いますが今回金切はさみを使用して正解でした。スムーズにカット作業が進みました。
⑥カット完了!
真っすぐきれいに切れました。
※最初、目見当でカットをしてみましたがカットしたラインが曲がり易いことがわかり、マスキングテープを貼ってカットの目印にしました。
枯葉防止ネットの取付け
枯葉防止ネット取付前の状況です。
まだ落ち葉の季節は到来していないので落ち葉は溜まっていません。
作業開始です。
枯葉防止ネットを雨樋に入れます。
落ち葉の飛来物で厄介な木は杉の葉です。葉が枯れると小枝ごと落ちるという特徴があり、杉の小枝から防護できたとしても多分花の部分が網目(網目の幅は6mm)をすり抜けることとなりますので、枯葉防止ネットを取り外しできるようにロープで縛って固定しました。
集水器の部分も入る隙間があるので、枯葉防止ネットを追加しました。
取付け完了
きれいに収まりました。落ち葉の季節前に取付けできたので一安心です。
まとめ
要点のまとめ
・枯葉防止ネットのウィークポイントは網目幅6mm。落ち葉の種類を把握した上で使用することが肝要
今回使用した枯葉防止ネットは樹脂製なので加工がしやすく安価であるが、細かい目ではないため「細いもの」「小さいもの」の飛来物防護には不向きである。どのような飛来物から防護したいかをはっきりさせ、採用するかどうかを判断する必要がある。
・カット用工具について
枯葉防止ネットを少しだけカットする場合はニッパでも良いが、カットの箇所が多い場合、または長い場合は相応のハサミでカットする方が疲労が少ないと思われる。
・円筒形ネットをカットする場合は目安が必要
円筒形ネットのカットは、素人が目見当でカットするとラインが曲がり易いので、マスキングなどでカットの際に目印になるように事前準備した方が良いと思われる。
感想
前述の通り、製品が樹脂製なので加工が簡単でした。取り付けも置いて縛るだけなので簡単で短時間に作業を終えることができました。後は落ち葉の季節の効果を待つのみです。
以上、枯葉防止ネットの準備から取付けまでを紹介しました。
落ち葉防護はいろいろな方法があると思います。お住まいに合った落ち葉防護をしてより良い環境をつくってください。
たかくら24でした。