初めての電動ハンマー!やってみよう!HILTI/TE50-AVR!

ガンガン砕け

自分の加齢とともに家も汚れたり、傷がついたり、そしてちょっと壊れたりして修繕や改装をしたくなりますよね。今回、約30年前に自分で作ったフェンスの一部を壊すことになり、電動ハンマーを借りてハツリ作業をしてみました。電動ハンマーを使ってみたいという人のために、「初めてのハツリ作業」についてまとめましたのでご参考ください。

レンタル屋さんへ予約電話

近くの建設機械レンタルサービスさんに電話して、電動ハンマーの予約を数日前にしました。

作業当日借りてきたものが以下のものです。 

日本ヒルティのHILTI TE50-AVR ロータリーハンマー 重量は5.8Kg

100Vコード式

1日のレンタル料は2,750円でした。

ツールケース外観
収納状態
ブルポイント

中に入っていた"ハツリのみ"はブルポイント「TE-YPSM36(幅が18mm・長さが360mm)」でした。

その他事前準備したもの

 ・電源コード(延長コード)

 ・安全メガネ

 ・作業用手袋

 ・作業用マスク

 ・ハンマー

 ・タガネ(グリップ付)

準備

可動部分(黄色枠)を本体の方向に押しつけチャックを開き、先端工具をチャックのストップ位置まで差し込みロックさせます。

次に機能切り替えスイッチをハンマー表示(ハツリ作業)の位置にします。これでハツリ作業準備OKです。

※安心・安全の作業を行うために取扱説明書を見ます。

チャック解除&ブルポイント挿入
"ハツリ作業"に切り替え
セット完了

はつり作業開始

ブルポイントを壊す部分に当てて破砕します。  ダダダダダ!

破砕前
破砕後
Peggy_Marco / Pixabay

はつり作業終了

コンクリートブロック約28個分を壊しました。
後片付け等を含み約3時間の作業でした。

ハツリ作業終了

感想 < Review >

①ものを壊す作業なので音が発生します。ご近所迷惑にならないように配慮が必要です。※騒音のレベルはカタログ値で約100 dBです。お使いになる前に取扱説明書などで事前確認が必要です。

②コンクリートブロックのような柔らかいものが対象物だとブルポイントが中に食い込みすぎて抜くことができなくなる場合があるので注意して作業してください。

③細かい破片が飛ぶので安全めがねは必要です。

④粉が舞い上がるので作業用のマスクは必要です。

⑤状況に応じて足を守るために安全靴も必要と思います。

⑥電動ハンマーの重量に注意してください。

素人には対象物のハツリ作業がどのくらいの時間かかるかわからないので、レンタル返却時間を気にしながら、合間に休憩をとって作業を進めましたが、重量5.8Kgで軽量とはいえ1時間を経過するとかなり疲労してきます。その機種の重さを事前に把握しておいた方が良いと思います。

⑦手作業用のハンマーとタガネの準備もあった方が良いです。

砕いたものをもっと細かくしたいということが発生します。電動ハンマーでせず、手作業用のハンマーとタガネで作業した方が効率的です。タガネはハンマーの打ち損じの怪我を防ぐためにグリップ付きのタガネを使った方が良さそうです。

タガネとハンマー
Male D Model Isolated D Model  - Peggy_Marco / Pixabay
Peggy_Marco / Pixabay

以上 電動ハンマーを使ったハツリ作業の感想でした。

ハツリ作業は、やはり文明の利器に頼ることが必須のようです。

自分で修繕や改装を行って自分の納得のいく住みよい環境を作ってみてください!!

以上 ご安全に! たかくら24でした。