押入れ(半間:約91cm)に書斎を製作!自分の空間と時間を楽しむ!

自分だけのプライベートスペース!

                

                       

セカンドライフの始まりと共に自宅で過ごす時間が増え「自分の書斎が欲しい!」という欲求が日増しに強くなりました。押入れスペース(半間:約91cm)の使用許可を得ることができ、ここへ念願の書斎を作りました。この記事では狭いスペースに書斎を作った時の押入れの分解から書斎の製作、そして感想を載せました。小さな押入れに「自分の書斎を作りたい!」と考えてる方の参考になれば幸いです。

はじめに

■書斎となる押入れ(半間:約91cm)にデスク天板以外に何を収めるか?

1間(約182cm)の押入れに書斎を作るならば沢山のものを収納できると思いますが、今回許されたスペースは半間(約91cm)の押入れ(天袋含む)でありまます。よって、必然的に収納するものが限られるので、デスク天板以外に何を収められるかを考えなければなりません。収めたいと思っているものは、以前から持っているプリンターとデスクワゴンです。先ず、この寸法確認を行い収納のイメージを持って作業に着手しました。

寸法確認

・プリンターの幅は39cm、縦30cm、奥行き32cm

・デスクワゴンの幅は39cm、縦54cm、奥行き45cm

押入れの両脇に柱がありここの間の寸法が81cm。幸いなことにほぼぴったり並列に置けることがわかりました。一番心配していたことが運よく難なくクリアできてしまいました。

柱間寸法確認

使用材料

今回の書斎作りでは、分解した際に発生した木材について使用可能なものは使うようにしました。

※釘抜き作業で木材を傷めてしまいましたが、自分の書斎なので全然問題ないレベルです。

押入れの分解

釘抜き、金づち、プラスチックハンマー、プライヤーなどの工具を準備して押入れ分解作業に着手です。

押入れ(分解前)
分解開始
天袋も分解対象
分解した木材の一部

書斎の製作

■本棚の製作

先ず、全てではありませんが分解した木材を利用して本棚を完成させました。

次に家中のワイヤーネットを搔き集め、白色に塗装を統一して両サイドに取付。

デスク天板を載せる角材も両サイドにコーススレッドで固定です。

※ここではデスク天板の高さが75cmになるように角材を固定です。

※壁紙についてですが、最初は白色系を貼るつもりでしたが「このままでも十分」と考え、貼らないことにしました。

本棚
ワイヤーネット
デスク天板用角材をコーススレッドで固定

■デスク天板の準備

家にあった在庫の合板と再利用木材を使って、天板A・Bの2枚を製作しました。

※天板を2枚にした理由:本棚2段目が比較的高い位置にあるため、出し入れが生じた場合に無理な姿勢になることに気づきました。少しでも楽な姿勢で出し入れしたいので、出し入れ時には天板Bを立てて天板Aをスライドさせる仕様にしてみました。これにより一歩前に踏み込んで、ものの出し入れが可能となりました。※天板Bには取っ手金具を付けています。

天板Aと天板B
通常時
天板Bを立てて天板Aを奥にスライドした状態

■デスク天板下に収めたプリンターとデスクワゴン

冒頭でも説明しましたが、使用中のプリンターとデスクワゴンの幅がこの押入れの幅にぴったりなので難なく収めることができました。

※プリンター台ですが、使っていないカラーボックスが家中にありましたのでこれにキャスターを取付けました。

収まったプリンターとディスクワゴン

■完成

完成しました。

自分にとっては十分なスペース(幅81cm、奥行き85cm)です。

プリンターやデスクワゴンも必要な時だけすぐに引き出して使用できます。高さもぴったし!

本当であれば床マットを敷きたいところですが、この部屋を畳敷きからフローリングに変更する予定があります。よって、この変更時に色合わせをしてマットを敷こうかと考えているところです。

完成した書斎スペース
プリンターを引き出した状態

まとめ

■書斎の感想

なぜか書斎スペースの椅子に座るだけで気持ちの切り替えスイッチが入ります。

また、今まで家中の共用スペースで作業するとなると、必ず片づけをしなければなりませんでしたが、これからはいちいち片づける必要性がなくなったので、時間がかかる作業や趣味は片づけることなく合間を見ながら断続的に作業ができるようになりました。

ということで小さなスペースですがこの書斎に満足しています。

■作業の感想

製作の作業はスムーズでしたが、分解作業では建築時(約30年前)大工さんが丁寧に我が家を施工してくれた分、長い釘が思うように抜けず手間取ってしまいました。分解時には、金づち、釘抜きを準備しますが、金づちで直接木材を叩くと砕け散ります。沢山飛び散ることを抑えたいならばプラスチックハンマーを使用すると良いと思います。今回プラスチックハンマーが大活躍でした。

以上が我が家の押入れスペース(半間)に書斎を製作した作業内容の紹介となります。

限られた空間の中に自分の書斎を作り、居心地のいいスペースでいろいろなことをゆっくり考えたり、また読書やゲームを楽しむなど、過ごし方は様々だと思います。自分の書斎を作ってみてはどうでしょうか?

たかくら24でした