プラダン障子は約3年で劣化しました!新しいプラダンに紫外線劣化防止塗料を塗って再交換【実験スタート→結果は約3年後】

覚悟はしておりましたがプラダン障子も約3年でボロボロになってしまいました。本来であれば、障子用のプラスチックフィルムやポリカーボネート板に替えるのが安全策です。しかし今回は、「紫外線劣化防止塗料を塗ったら、どのくらい長持ちするのだろう?」という好奇心にかられ思い切って実験を実行してみることにしました。結果は3年後にしかわかりませんが、紫外線対策の効果をじっくり検証していきたいと思います。※今回の方法はあくまで個人的な実験です。耐久性は保証できませんので決して真似はしないでね。
障子紙のプラダン化の実施についてはこの記事の約3年前に実施しており、その記事のリンクはブログ末尾に掲載しています。よろしかったらご覧ください。
目次
プラダンに交換して約3年経過の状況
約3年使用したプラダン障子の現状です。プラダンの外側はすっかりボロボロで見るも無惨な状態になっています。

クローズアップ!

主な材料
・プラダン 価格:1,097円/枚 ※ホームセンターで購入


・紫外線劣化防止塗料 Wカットクリヤー 価格:1,543円/0.7L ※アマゾンで購入
紫外線吸収剤、紫外線劣化防止剤を配合しており、紫外線による劣化を防ぐ塗料
塗れるもの
門扉、シャッター、フェンス、電気・機械器具、農機具などの屋内外の鉄製品、コンクリート、モルタルの外かべ、ブロック塀、台所、洗面所、トイレなどの屋内のコンクリート・モルタル壁、建具、板壁、木工品などの屋内の木製品、発泡スチロール、プラスチック(硬質塩ビ、アクリル、ABS)※ポリエチレン、ポリプロピレンなどを除く
ポリプロピレンは塗料が表面にうまく密着しにくいという欠点があるとのことなのでプライマーのミッチャクロンの出番となります。


・ミッチャクロン ※倉庫保管品を使用
多種多様な上塗り塗料を長期にわたって密着させるプライマーで有名なミッチャクロン

プラダンの取付け作業
まずは、劣化したボロボロのプラダンを取り外しました。

障子に合わせてプラダンをカット

プラダンを溝に合わせ挿入です。

障子4枚取付完了です。

下地処理から上塗り塗装までの手順
マスキングテープ貼付
マスキングテープを貼ります。

表面洗浄
密着性を高めるために、まずは塗布表面の洗浄です。プラダン内側は塗布をしませんので、何の処理もしません。

ミッチャクロン下塗り
準備が整いましたので、ミッチャクロンを平刷毛で塗ります。

Wクリヤー上塗り
塗料は“透明”という先入観があったので、蓋を開けたときに白色だったのはちょっとびっくり。でも、注意書きを見ると「塗装直後は乳白色ですが、乾くと透明に仕上がります」と書かれていて納得しました。

水で少し薄めて上塗りしました。1時間後にもう一度重ね塗りをして、乾燥させれば完了です。

乾燥後にプラダン障子を取り付けて完了
順調に作業完了、滞りなしです。

塗装面のアップ
塗装した表面を写真に収めました。刷毛で塗った割にはまあまあの仕上がりです。

おわりに
今回の作業は、あくまで実験的なチャレンジでした。ミッチャクロン(プライマー)で下地処理をした上でWクリヤー(紫外線劣化防止塗料)を塗るという試みが、プラダン障子の寿命にどれだけ影響するのか、今後の状態を注視していきたいと思います。※今回の方法はあくまで個人的な実験です。耐久性は保証できませんので決して真似はしないでね。3年後にこの結果を報告したいと思っています。
冒頭でも紹介しましたが、過去の障子紙からプラダン化した記事です。よろしかったらご覧ください。
※過去の関連ブログ 「障子紙をプラダン化!プラダンの交換も簡単にしてみた!」
たかくら24でした。


