雑草と戦い続けるためマキタ充電式草刈機・18V低価格帯モデル・金属刃仕様のMUR194DZ買ってみた!パート②

我が家が雑草を刈る範囲は家の周りの小さな範囲に限られており、山林の細い木や竹を刈る必要がないため低価格帯の充電式草刈機モデルMUR193DZを2年前に購入しました。目的とする柔らかい草の草刈りに十分に活躍してくれましたが、最近笹(ササ)などの茎が硬い厄介な植物が徐々に増えてきたため、金属刃仕様の草刈機の必要性が高まってきました。よって今回も低価格帯ではありますが、マキタ製金属刃仕様のMUR194DZを購入しました。この記事では金属刃仕様MUR194DZの組立て・機能・操作とナイロンコード仕様MUR193DZとの比較を紹介します。よろしかったらご覧ください。

マキタ製MUR194DZの紹介

今回購入した充電式草刈機

 ・モデル:マキタ_MUR194DZ(18V仕様) ※バッテリ・充電器別売

 ・カタログ価格:14,600円(本体のみ) 

梱包内容

本体/金属刃/飛散防止カバー/ループハンドル/肩掛けバンド/安全めがね/ボックスレンチ/六角レンチ/アクセサリバッグ/取扱説明書など

大まかではありますが比較表

前回購入したナイロンコード仕様MUR193DZと今回購入した金属刃仕様MUR194DZの比較表です。

組立て

🔳飛散防止カバー

付属の六角レンチを用いて飛散防止カバーを取付けます。

🔳ループハンドル

ループハンドルを取付けます。

🔳金属刃

金属刃に刃物カバーを取付けます。

刃押金具がボルトで固定されているので、シャフトロックボタンを押して、ボックスレンチで締付けボルトを取り外します。

金属刃を取付けて、ボックスレンチで締付ボルトを締付け、金属刃取付完了です。

🔳肩掛けバンド

肩掛けバンドを装着します。

スペックや操作について

速度切替スイッチ

速度切替スイッチ 1番(低速回転) : 4,500 [回転/分] 

 約90分動作←前提条件:金属刃無負荷時&バッテリBL1830B装着

速度切替スイッチ 2番(高速回転) : 6,000 [回転/分] 

 約51分動作←前提条件:金属刃無負荷時&バッテリBL1830B装着

   ※ナイロンコード仕様のモデルMUR193DZは、速度切替無 7,800 [回転/分]

   ※ナイロンコード仕様のモデルMUR193DZは、前提条件:無負荷時&バッテリBL1830B装着 → 約45分動作

速度切替の操作もし易いです。

金属刃回転スイッチ操作

ロックオフボタンを押して、トリガスイッチを引いて回転させます。

スイッチを放すと電気的に回転が止まります。

長さ

金属刃仕様 MUR194DZ:金属刃、バッテリー装着時 全長 153cm

ハンドルから刃先まで約100cmです。

※比較用としてナイロンコード仕様MUR193DZを一緒に置いてみました。

質量

金属刃仕様 MUR194DZ: 金属刃無 2.5kg ※BL1830B装着時

ナイロンコード仕様 MUR193DZ: 2.4kg ※BL1830B装着時

草刈りテスト

ササ刈り

🔳草刈り前 フェンス側と空き地側の様子

空き地のササ(クマザサ?)は随分成長したように思えます。勢いよく迫ってきています。

🔳草刈り前 フェンス側

ササの高さは40~50cm程度で茎の太さは4mm程度

生えている密度は低いのでナイロンコード仕様で刈ります

🔳草刈り後 フェンス側

ナイロンコードの消耗は少し早くなりますが、十分対応できています。

🔳草刈り前 空き地側

こちらも同じくササの高さは40~50cm程度で茎の太さは4mm程度

生えている密度は高いのでナイロンコード仕様では困難。金属刃仕様の出番となります。

ササがたくさん生えており小枝もあります。ナイロンコード仕様では歯が立ちません。

🔳草刈り後 空き地側

見た目が顕著でなくてすいませんが、切りたい部分を難なく刈れました。良かったです。

🔳草刈り後 フェンス側と空き地側の様子

太い茎の雑草を刈ってみた

🔳ナイロンコード仕様MUR193DZ

柔らかい草がメインなので普段はナイロンコードの消耗は気になりませんが、茎が太い草に当たると消耗が激しくなります。

2年前に掲載した画像をご覧ください。

🔳金属刃仕様MUR194DZ

・草刈り前

・草刈り後

当たり前の話ですいませんが硬い草小枝も良く切れます。

やっぱり壁際やシート際の草刈りはナイロンコード仕様が良い

家の周囲にはブロックやシートを敷いてある部分があります。金属刃だとシートを切ってしまう可能性が大きいので、今回改めてナイロンコードの良さを認識しました。

金属刃の摩耗管理

ナイロンコード仕様に比べて、金属刃仕様は研いで繰り返し使えるのでランニングコストは良さそうですが、刃先の良し悪しで切れ味が違ってきますので摩耗管理が必要となります。

自分は今回初めて金属刃を購入したので、その金属刃がどのくらいの頻度で研磨が必要になるかをまだ把握していません。今後は状態をモニタリングしていきたいと考えています。

作業後の刃先の状態です。

まとめ < Review >

1.金属刃仕様MUR194DZを使ってみた感想

目的のササをスムーズに刈り取ることができました。大変満足です。

2.ナイロンコード仕様MUR193DZと金属刃仕様MUR194DZのどちらを選ぶ?

草刈機の購入を検討する際、機種の多さに悩まれる方はたくさんいると思われます。使用する環境や条件に合っていないと適切に活用できません。メーカーカタログのスペックをよく見ることをお勧めします。

この記事では低価格帯である金属刃仕様MUR194DZの組立て・機能・操作とナイロンコード仕様MUR193DZとの比較を紹介しました。双方のメリット、デメリットについて大まかではありますが理解できたと思います。それでは最後に、主観的な視点が含まれていますが、まとめを述べたいと思います。

◆金属刃仕様MUR194DZについて

・刃が小石に当たると勢いよく飛ぶ、また刃が硬いものに当たったときの反動が大きいので作業は十分な注意が必要と感じている。

・作業エリアに硬い障害物(石、木、金属、アスファルト等)が少なければ、切断能力の高い金属刃仕様の方が良さそう。

・金属刃は研いで繰り返し使えるので、状況にもよるがナイロンコード仕様よりもランニングコストが安そう。

・状況に応じて速度を切り替えることができるのでバッテリの持ちが良さそう。

◆ナイロンコード仕様MUR193DZについて

・比較的柔らかい草の除去に適しており、また障害物の多い場所に適している。

・コードが小石などに当たってそれなりに飛ぶが金属刃よりは危険性は低い感じを受ける。※安全メガネなどの防護具の着用は必須

・消耗品であるナイロンコードはとても細い(Φ1.65)ので量販店などで販売していなかったり、在庫が無かったりするので在庫切れに注意した方がよい。

以上 マキタ充電式草刈機・18V低価格帯モデル・金属刃仕様MUR194DZの紹介でした。

状況にあった草刈機を購入して住みよい環境を維持してください。

※関連記事

①マキタ・ナイロンコード仕様の充電草刈り機の紹介記事です。「初めての充電式草刈り機!やってみよう!マキタ/MUR193D!」

②マキタ・ナイロンコード仕様の充電草刈り機を壊して修理した記事です。「マキタ充電式草刈機の回転部に糸を絡めて壊してしまったのでちょっと応急処置してみた!」

では、ご安全に! たかくら24でした。